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週刊文春 2004年11月4日
この人の一週間
7DAYS A WEEK


新球団参入で議会盛況
朝もやの中 知事は走る

 

10月11日

 体育の日。5時半起床。日程、体調、天候の条件が揃ったので、宮城大学往復22キロ走を試みる。ラスト3キロで膝に痛みが出そうになったが、無事2時間14分で完走。11時就寝。

 

10月12日

 6時発。雨で水量が増えた広瀬川にかかる朝もやを眺めながら6キロ走。
 宮城県へのプロ野球新球団参入の動きの中で、宮城県営球場の拡張改修に必要となる条例改正案を県議会に追加提案。昼は、定例記者会見。記者の質問も、新球団問題に集中した。
 昼から上京。地方分権研究会の榊原英資教授と東京事務所で打合せ。夜は、厚生省昭和45年度入省同期会。大塚事務次官、真野社会保険庁長官が今回退官。これで現役は、江利川内閣府事務次官、松本環境省地球環境審議官だけとなる。

 

10月13日

 昨日は東京日帰りで、帰宅が11時過ぎ。今朝は疲れが残っている感じ。身体が走ることを欲していない。  本日で県議会終了。新球団参入問題で質疑が盛り上がった議会であった。
 午後、秋季国体出場選手結団式、宮城大学での特別講義と続いた。事業構想学部の1年生が受講。地方分権について1時間半。
 夜は、名取市の町内会の会合に出席。精神障害者のグループホーム建設に関し、悩み苦しんだ町内会役員。これから建設的方向に進むはず。「地域の底力」のモデル・ケースなり。

 

10月14日

 未明にワールドカップ予選、対オマーン戦をテレビで見ていたので、5時半起床がつらい。この秋一番の寒さの中で6キロ走。
 午前中は、ソニー白石セミコンダクタを視察。世界をリードする青色レーザーの威力に感銘を受ける。
 夜は、ラジオ3で「シローと夢トーク」収録2回分。エルヴィス・プレスリーの歌唱力に改めて感心しつつDJを務めた。11時就寝。

 

10月15日

 5時半起床。景色の輪郭がくっきりと見える。6キロ走っても汗が出ない。
 全国障害者技能競技大会、アビリンピックの開会式。大会名誉会長として開会式での挨拶のほかに、「障害者が地域の中で生活するために」という特別講演1時間。
 夜は、来週結婚式の秘書課S君を祝う会。38歳での結婚だが、「満を持して」がぴったりの素敵なお相手である。ご両人を見ているだけで、こちらも幸せな気分になる。10時半就寝。

 

10月16日

 寒い朝。折り返し過ぎまで身体温まらず。無心で8キロ走り終えた。
 アビリンピックの競技が 夢メッセで9時半開始。家具組立て、義肢製作、建築CAD、パソコン組立てなど20種目に、障害のある人たちが挑む。喫茶サービスという種目もある。審査はむずかしかろう。出場者の真剣な表情とボランティアの人たちの、きびきびした動きが印象的である。
 夕方は、「とっておきの音楽祭」に顔を出す。いつもながら、ステージ客席一体となった盛り上がりに感激。12時半就寝。

 

10月17日
 久し振りにSMCで走った。広瀬川の河原では、7時前なのに、芋煮会グループが何組か出ていた。
 アビリンピックの閉会式。見学者が2万人に達し、競技では百点満点が出た。主催者として率直にうれしい。
 今週のメルマガには、「『特殊教育』の見直し」を執筆。ついでに「年金時代」の連載に「報道について」をばたばたと書き上げた。
 「グラスホッパー」(伊坂幸太郎)読了。これまで読んだ彼の作品4冊の中では一番面白い。11時就寝。


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