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浅野史郎メールマガジン バックナンバー

浅野史郎メールマガジン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━2003/8/19
http://www.asanoshiro.org/                  第102号
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> <<目次>> <

 [週刊コラム・走りながら考えた]
  ○「メルマガ百回記念」(浅野史郎)

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> [週刊コラム・走りながら考えた] <

 ○「メルマガ百回記念」(浅野史郎)

 こうやって書いているメルマガのコラムが、百回を超えて、今回で102
回目になった。内容はともかく、よくも続いたと思う。出来はともかく、そ
の間、一回も休まなかったのだから、それなりにがんばってきたとは言える。

 毎週火曜日発行。書くのは、その前の土曜日か、日曜日である。週末が行
事で一杯の状態になると、結構つらい。なにしろ、夜は原稿書きも含め、知
的作業はやらないことに決めているので、稼ぎ時は週末に限られている。

 書き始めてしまえば、あまり深く考えずにパソコンを打つだけ。だから、
書いている時間は短い。難儀なのは、トピックを決める段階である。単なる
エッセイは、別途月刊誌に連載をしているので、ここでは比較的硬い話題を
書くことにしている。なにしろ、1週間に1回であるから、すぐに次回が来
てしまう。私の知識で書ける話題は、そんなにはない。話題探しには、それ
なりに苦労するのである。

 時々は、軽い話題で済ませている。ジョギング、エルヴィス・プレスリー
といった私の趣味にわたることなら、いつだって、いくらだって書けるのだ
が、毎回そういう訳にはいかない。今年は、阪神タイガースのことをもう一
回は書けるだろうが、それ以上は嫌味である。

 一体どんな人が読んでいるのだろう。書いている本人としては、よくわか
らない。たまに、反響はあるのだが、そう頻繁ではない。だから、なんとな
く、一方通行のような感じで書いている。それはそれで、かえって気楽では
あるのだが・・・。

 私の個人のホームページに掲載している「ジョギング日記」も、どんな人
が読んでいるのか知らずに、お気楽に書いているのが、続いている秘訣かも
しれない。読者を意識して、いい格好しようとしたのでは、疲れてしまう。
平成13年の6月から1年間は、一日も休まずに書き続けたが、これも半分
は意地。あとの半分は、面白がってやってみたということである。

 メルマガだって、意地が三分の一、あとは、「勉強のため」という殊勝さ
と、「なんとなくやめられない」という惰性である。それでも、こうやって
百回続いてしまうと、惰性は習慣となってしまう。一回休んでしまうと、そ
のまま止めてしまいそうという心配もあって、休めないということもある。

 小泉純一郎首相のメルマガが、一時期、話題になった。作成にあたってい
るスタッフもいるのだろうから、スタイルも垢抜けているし、格好いい。書
き手も、いろいろ準備されていて、バラエティに富んでいる。それにひきか
え、こちらのメルマガは、作成スタッフは、約1名であるし、書き手も約1
名(私、浅野史郎)である。文字通り、最小限の人数で設営している。だか
らこそ続くと、負け惜しみを言いながら、しこしこと、このスタイルを守っ
ていくしかない。

 せっかく書き溜めたのだから、本にまとめたらどうかという話がある。福
祉に関する出版にこだわっている「ぶどう社」の市毛研一郎社長である。彼
のところからは、平成元年に、私の処女出版である「豊かな福祉社会への助
走」を出してもらっている。2年後には「パート2」というのも出している
ので、それから数えても12年ぶりの「ぶどう社」からの出版となる

 ほんとうは、「新・言語学序説」というエッセイをはじめ、もう少し軽い
話題のものが結構書き溜まっているので、そちらのほうを出版してもらいた
かったのだが、市毛さんのめがねにはかなっていないのだろう。このメルマ
ガのほうなら、一冊の本としてまとめやすいということらしい。

 本来、メルマガは、その時その時の流れに乗って書いているので、その場
限りのもののような気もする。少なくとも、本人はそんなつもりで書いてい
る。2年前に書いたものが、本となって固定されてしまうことに、いささか
の抵抗を感じないでもない。一方で、「福祉国家への挑戦」という、タイト
ルだけは勇ましい本を出版して以来、3年も本を出していないので、この辺
で一冊、出版してもらうのもいいかなとも考えている。

 いずれにしても、こんな感じで、このメルマガはもう少し続けてみたいと
は思っている。どうか、読み手の方がたにあっても、あまり大きな期待は抱
かずに、お気楽にお付き合いいただければ、書き手としてはありがたい。

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 多くの皆様に浅野史郎の「生」の声を届けたいと思っております。
 お近くにご紹介いただければ幸いです。

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> [編集後記] <

 メルマガがはじまったのが、ちょうど二年前になります。2001年の8月20日
にはじまりました。創刊時の読者数は約50人。それが今では、1200人を超え
て、まだまだ増えています。そして、ホームページも二年前は一日70人ほど
のアクセスだったのが、現在は、日に350人を超えます。

 皆さんからのお便りが、メルマガ・ホームページ続ける原動力となります。
暖かいご声援を・・・って、選挙みたいですね。

 それでは、来週の「浅野史郎メールマガジン」をお楽しみに。 (一馬)

                        皆さんのご意見、ご感想をお待ちしております。
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発行:浅野史郎・夢ネットワーク メールマガジン編集局 渡辺一馬


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