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浅野史郎メールマガジン バックナンバー

浅野史郎メールマガジン ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2001/10/08

http://www.asanoshiro.org/                  第8号

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> <<目次>> <



 [週刊コラム・走りながら考えた]

  ○「ベガルタ仙台」(浅野史郎)



 [お知らせ]

  ○皆様からの個人献金が、インターネットでも出来るようになりました。 

  ○相互リンクしていただける方を募集しています。

  ○このメールマガジンをお知り合いにご紹介下さい



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> [週刊コラム・走りながら考えた] <



 ○「ベガルタ仙台」(浅野史郎)



 宮城県で唯一のプロサッカーチーム、ベガルタ仙台が活躍している。J2

で22勝10敗4分け、勝ち点67。京都パープルサンガ、大宮アルティー

ジャに次いで第3位である。



 6日(土)の対アルビレッツ新潟戦を途中からテレビで見ていた。「テレ

ビで見ていた」と簡単に書いたが、J2の試合のテレビ中継はめったにない。

地元の宮城テレビである。三雲アナウンサーの実況がとてもいい。サッカー

を良く知っている。



 それはともかく、私が見始めた時は0対1で仙台が負けていた。負けたら、

J1昇格が遠のく。数字的なものよりも、勢いが一気にしぼんでしまう。と

ころが、見事な反撃で、結局、4対2で勝ってしまった。12000人を超

えるサポーターは熱狂の嵐である。



 ベガルタ仙台を語るとき、サポーターの存在は欠かせない。1試合平均

13000人以上が、仙台スタジアムに詰め掛けている。「J2の12チー

ムの中では観客数はダントツ」と言っていたのだが、ここにきて、アルビレッ

ツ新潟が僅差でトップに躍り出た。新潟の大きなスタジアムでの試合で、最

近、3万人を超える観客を集めたことが要因である。



 今年2位以内に入れば、念願のJリーグ昇格を果す。「よくもここまで来

たものだ」の感慨にとらわれる。平成6年、ベガルタ仙台の前身である、ブ

ランメル仙台を立ち上げる時には、いろいろ悩んだ。有力スポンサーが期待

できないので、宮城県や仙台市という行政が出資し、資金的にも援助しなけ

ればチームを維持できない。プロのサッカーチームに税金を投入することが

いいのかどうかの議論は、知事として意識しないわけにいかない。



 そういった中での決断であった。「宮城県民というのは、こういう時に、

口だけで行動が伴わないから・・・」という声を聞いて、心が決まった。こ

こでやめたら、そういう「県民性」がさらに定着してしまうではないか。県

民性を打ち破る契機にしなければならない。



 決断したあとも、気が気ではなかった。成績が悪ければ、たちまちサポー

ターから見捨てられる。そうなると、経営的にも行き詰まってしまう。そん

な成績低迷がずっと続いた。成績と人気とが上昇気流に乗ったのは、やっと

昨シーズンぐらいから。そして、今シーズンは、一時リーグトップを維持す

るなどの快進撃を果したのである。



 チームの経営にあたる東北ハンドレッドの社長に、2年前に京極昭氏が就

任した。当時の状況を考えれば、火中の栗を拾うようなものであったのだが、

京極さんは自ら引き受けて下さった。ありがたいことだ。心から感謝してい

る。だからこそ、京極さんの心意気が報われることを心から願っている。



 来年のワールドカップ。宮城県も開催地の一つである。いやが上にも、サッ

カー人気は沸騰するだろう。その時に、地元のプロのサッカーチームを持っ

ていることの意義は大きい。ましてや、J1に上がっていれば、言うことな

い。



 幸い、経営的にも、単年度黒字が続いている。累積の赤字を解消するには、

もう少しがんばらねばならないが、その可能性は低くない。いずれにしても、

地元の人達が、ベガルタ仙台の活躍に夢を託すことができることは、それだ

けでも大きな財産であると信じる。



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> [お知らせ] <



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 浅野史郎・夢ネットワークでは、市民の皆様の個人献金を幅広く募るため、

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うになりました。皆様からのお志を広く募りたいと存じます。どうぞ宜しく

お願い申し上げます。



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初めてインターネットでご寄付いただく方は、登録が必要です(無料)。そ

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 ○相互リンクしていただける方を募集しています。



 浅野史郎の個人サイト「浅野史郎・夢らいん」の来場者数が延べ三万人を

超えました。しかし、もっとより多くの方に見ていただきたいため、個人の

ホームページをお持ちの方で、相互リンクしていただける方を募集していま

す。相互リンクしていただける方は、メールなどでご一報下さい。



 また、「浅野史郎・夢らいん」はリンクフリーですので、どんどん、リン

クしていただければ幸いです。



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 広めていただいた皆様、本当にありがとうございます。



 このメールマガジンを通じて、より多くの方と双方向のコミュニケーショ

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> [編集後記] <



 今回のメールマガジンも月曜ぎりぎりとなってしまいました。来週からは、

月曜の昼間までには、皆さんのお手元に届くように努力いたします。



 実は、浅野知事からの原稿は、日曜日には届いています。それは、ジョギ

ング日記も同じで、毎日欠かさず書いてホームページに掲載されています。

私も日記を公開していますが、この頃は忙しさにかまけて更新が滞りがちで

す。こんな所からも、知事の意志の強さを感じてしまいます。



 強い意志を獲得するため(運動不足を解消するため)私も早朝ジョギング

を始めました。まだ初めて一週間も経っていませんし、走れる距離も2キロ

が限度ですぐに息が上がってしまいます。しかし、いつか浅野知事のように

「走れなくて残念」と思える日が来ることをめざし、ずっと続けようと思い

ます。



 それでは、次号の「浅野史郎メールマガジン」をお楽しみに。 (一馬)



                        皆さんのご意見、ご感想をお待ちしております。

                            メールアドレス mmz@asanoshiro.org



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発行:浅野史郎・夢ネットワーク メールマガジン編集局 渡辺一馬


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