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ジョギング日記  7月第5週分            
2016.7.29(金)

採点業務開始

 昼前に神奈川大学から期末試験の答案が届いた。早速、採点にとりかかり、あとはひたすら採点業務。311人分の半分近く終えたところで、今日はおしまい。また、明日がんばろう。


2016.7.28(木)

がんセンター受診-異常なし

 月に1度の築地のがんセンターでの診察日。今日は特別にCT撮影もあった。その結果も含め、どこにも異常なしということがはっきりした。これで、戦闘準備オーケー。矢でも鉄砲でも持ってかかってこいだ。

 相模原の障害者施設での蛮行。あの襲撃者の心の闇に何があるのか、それを言葉にするにはどうしたらいいのだろうか。思考回路において、彼と世の中のその他の人を分けるものは何か。午後から、記者の取材を受けながら、うまく答えられない自分がいた。


2016.7.27(水)

期末テスト

 午後から、神奈川大学の「基本行政学」の期末試験。受験者が多いので2教室使っての実施である。記述式の問題3問プラス穴埋め問題10問で、結構むずかしいので60分では無理かなと思っていたが、時間内にできているのが多かった。一方、出席回数が足りないものは、手も足も出ない。試験開始直後から、机に突っ伏している学生もいた。340人分の答案用紙は明後日手元に届く。そこから急いで採点ということになる。大変ではあるが、楽しみでもある。毎学期末の定例行事。張り切ってやろう。  


2016.7.26(火)

何ともおぞましい事件

 朝5時、ラジオのニュースで「相模原の障がい者施設が襲われ、十数人が心肺停止になっている」と報じていた。「まだねぼけているのだろうか」と自分で思ってしまうほどの驚天動地の事件である。状況が明らかになって、さらに驚く。殺された19人という数の多さ、そして逮捕された26歳元職員の「障害者いなくなればいい」という供述。現実に起きたこととは、とても信じられない。たまたま、殺人事件のドキュメンタリー本を立て続けに読んでいるところだった。そこで扱われているどんな事件よりも、今回の事件のほうがおぞましい。背景などは、これから明らかになるだろう。今は、ただただ、亡くなった方々とそのご家族のことを思うだけ。

 昼からは、名古屋での愛知県町村会のセミナーで県内町村長に地方自治の講義。講演というよりは、大学の授業のような硬い話をした。そんな話を熱心に聴いてくださるのに気をよくして、熱を込めて講義をさせてもらった。こういうセミナーに出るのも、面白い。


2016.7.24(日)

夏休みのラジオ体操

 朝から、カラッとしたいい天気。気持ちがいい。久しぶりに散歩に出る。ラジオ体操には小学生の姿が見られる。そうか、夏休みの日課なんだ。体操が終わると、係(といってもラジオ体操の仲間)から出席の判子をもらう。その数10人。かわいらしくて仕方がない。60年も昔の自分の姿を重ね合わせている私。

 4年生のゼミ生から、今学期のレポートが届いた。提出期限は今日の23:59。今回は13人全員分が締切前に無事届けてくれた。全員分のレポートを読んだが、大体において出来はいい。こういうのは、うれしいことである。


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