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ジョギング日記 2月第1週分          

2009.2.7(土)

 読売テレビの「ウエークアップ」に出演。久しぶりに、畏友寺島実郎氏と一緒。他に、奥野史子さん、森本敏さん、長島一茂さん、岩田公雄さん。郵政民営化法案には反対だったという麻生首相の発言、北朝鮮問題、天下り規制など。

 岡山県赤磐市での青少年健全育成大会での講演へ。山陽本線の瀬戸駅から車で10分。瀬戸という地名から、海のそばと思い込んでいたら、山の近くだった。小中学生の作文の表彰があった後に講演だが、その小中学生が会場に残っている。大人を相手の講演は、なんとかなるが、小中学生相手は、まったく不得意。


2009.2.6(金)

 TBSテレビ「朝ズバ」出演。昨日の衆議院予算委員会で、麻生総理大臣が、「郵政民営化には反対だった」という発言をし、自分は担当大臣でもなかったし、自分が賛成だったというのは、「濡れ衣だ」とまで言っていた。仰天発言である。「反対だった」ということに驚きはないが、それを国会答弁で明言することは、驚きを通り越してあきれている。だったら、3年半前の「郵政民営化解散」で自民党が獲得した300議席はなんだったのか。その上に乗って内閣総理大臣を務めていることを忘れているのではないか。といったことを番組でもしゃべったが、この発言は尾を引くだろう。これだけで、解散に値する。

 午後からは、尼崎市で講演1時間半。地元の日興商会が主催する催しである。その後、大阪市内の都ホテルで明治安田生命主催の異業種交流会で講演。こちらは、1時間の予定が、開会が遅れて50分間。短すぎてやりにくいということもある。その後の懇親会にも出席した。朝早くからの活動で、講演のダブルヘッダー。さすがに、少しくたびれた。


2009.2.5(木)

 走り出して、最初の1キロがペースに乗らない。今日も、軽く流したわけでもないのに、6分半もかかってしまった。その後も、調子に乗らないせいもあって、6キロで切り上げ。早く家に着いて、「朝ズバ」の「めくりぎり」を見なければならない事情もあった。橋下徹大阪府知事就任1年。コメントを求められていて、それがこのコーナーで使われるということだった。「評価は90点。おそるべき39歳」というところだけ引用されていた。

 読売テレビの「ミヤネ屋」出演のため、大阪へ。先週休んだので、2週間ぶり。今日は、あまり出番がなかった。


2009.2.4(水)

 東白楽から反町のほうに行くコースを、久しぶりに走った。家を出る時間が気になって、5キロで切り上げ。

 朝は、8時過ぎに家を出て、羽田空港へ。長崎県平戸市での、平戸法人会20周年記念式典での講演に。平戸は初めて行くところ。長崎空港に降りてからが大変。車で行きは1時間45分、帰りは2時間かかった。首都圏方面から行くには、確かに不便だが、だからこそ、平戸にしかないもの、守るべきものがあるはず。ターミナルセンター近くの「なんばんや」でいただいたチャンポンが極めて美味。1.5人前を食べてしまうほどおいしかった。式典が18分押して、私の講演時間が短くなり、前座もほとんどできかったが、とても熱心に聴いていただいた聴衆のおかげで、気分よく平戸を後にした。


2009.2.3(火)

 那覇市の日航ホテルキャッスルで目覚めた朝。沖縄の朝は夜明けが遅い。7時でもまだ暗い。7時40分ホテル発で、港のほうに向かう。2キロ以上、ずっと下り坂。復路が大変だなと思いつつ、外人墓地のあたりから、泊大橋の上まで歩道橋で登る。橋の上から海が見えるが、あまり眺めずに黙々と走る。7キロ地点で反転。最後の上り坂は、予想通りつらかったが、足の痛みもまったく出ずに14キロ。最低気温が16℃ぐらい。短パン、長シャツ姿で走って、汗がたくさん出た。

 午後から、慶応大学SFCで大学関係の業務。会議が終了したのは、8時を回っていた。幸い、神奈川県地方も暖かい夜で、沖縄との温度差をあまり感じずにいられた。


2009.2.2(月)

 昨夜遅かったので、今朝は、走りを自粛した。遅くなったのは、大学の学期末恒例である成績評価のため。昨夜は、研究会(ゼミ)のレポート採点の最終ステージ。なんとか、全部終えることができたのが、深夜を回ってしまう時間だった。力作もあれば、通り一遍のものもある。そういったレポートを読み込むのは、仕事としての苦痛ではなくて、むしろ楽しい。まあ、そうでも思わないと、根気が続かないということはある。

 今日から、国会では本格的な予算審議。与野党、攻めるも守るも、目の前の解散総選挙を意識したにおいがするのは、いたしかたないのか。百年に一度、未曾有の経済危機という状況の中で、こんなことでいいのだろうかというのは、月並みだが、率直に思うところである。

 沖縄県那覇市で、那覇商工会議所の講演。夜7時試合開始で、懇親会にたどり着いたのが、9時だった。事務を取り仕切った青年部のみなさんが、みな元気。この元気さがあれば、地域も元気になるだろう。


2009.2.1(日)

 2月の最初のランは、風の強い日曜日。往路は向かい風がかなり強い。左足を気にして、最近は、最初の1キロをゆっくり目に入っているので、キロ6分20秒ほど。ゆっくりペースで入ると、その後も、なんとなくこのペースが続く。鶴見川の堤防では、向かい風がさらに強い。30分地点が、いつもより500メートルも手前。そこで反転。反転してすぐ、進行右側、ニッサンスタジアムの右に光り輝く富士山の姿が見えてくる。雲ひとつない青空に強風という条件のもと、富士山の山容の陰影がくっきり見て取れる。2分間しか続かないこの光景が、10キロ走る動機づけになっている。1月の月間走行距離は、14日、108キロ。前半は筋肉痛のため、ほとんど休養していたのだから、後半で稼いだ数字である。ところで、今朝の走りでは、筋肉痛はまったく出現しなかった。走った後も、異常なしである。

 昼から、東横線に乗って、都立大学駅から歩いて7分の目黒区へ。ここで、目黒区手をつなぐ育成会50周年記念の「オハイエ!」の上映会がある。上映前に、映画のイグゼキュティブ・プロデューサーである私が15分間の舞台挨拶。ほんとのプロデューサー、ディレクターの菊地昭典君を途中で呼び出して、掛け合い。広い会場は、800人ほどの観客で満員である。何回か経験した上映会では、これが最高の入りではないか。私が呼び込み販売を手伝ったせいもあって、今日発売の映画のサウンドトラックのCD2000円が、108枚も売れたと菊地君からメールがあった。


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