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ジョギング日記  7月第2週分
2007.7.14(土)

 台風が九州方面にある。その影響もあってか、朝方の仙台は雨。ところが、8時ごろに外を見たら降っていない。三連休は雨にたたられるという天気予報を聞いていたので、走れる時に走っておかないと、連敗になってしまう。ということで、朝飯後一休みした10時半頃にスタート。飛行機の切符のキャンセルの用事で、仙台駅近くの旅行社に寄ってから、旧48号線方面へ。旅行社の社員は、ジョギングスタイルでやって来た客の姿に驚いているようだった。この分の2キロも加えて、今日の走行は12キロ。仙台の自宅が、旅行社へも広瀬川にも1キロ以内という好条件にあることに、今更ながら感謝しながらの走りであった。

 夜半まで雨降りはなかったのに、楽天の対日本ハム戦は、早々と中止の決断がなされてしまった。野球のない日は、忘れ物をしたようで、なんとなく落ち着かない。


2007.7.13(金)

 起床は6時半過ぎになってしまったが、今日走らないと、4連敗になってしまう。長い距離は控えて、片平から澱橋までのほんの4キロ。休んでいたので、筋肉がその分だけ衰えている。身体が重い感じがする。感じがするだけではない。走後の計量では、今年の最高体重近い。ちなみに、その最高体重は、今月5日に記録している。走行距離は稼いでいるのだが、食べるほうを抑えないと、体重は正直に増加を示す。汝、喰い改めよ。

 午後からは、三井住友ファイナンシャルグループでの会議。環境問題に関するアドバイザーのような立場を期待されていたが、むしろ、CSRとはなんぞやという問題意識のほうが大きかったので、期待に応えられたかどうか。それにしても、金融機関が環境問題に積極的に関わるという姿勢は、まことにもって頼もしいことである。


2007.7.12(木)

 今年はじめに、韓国観光公社から依頼されて、韓国観光名誉広報大使に任命された。その職務として、青葉通りにある仙台コリアプラザで、講演を頼まれていた。韓国観光の魅力について1時間話すのは、かなりしんどい。時間が余って、残りは立ち往生するのではないかと事前に心配していた講演である。それもあって、観光以外の話も織り交ぜて話しているうちに、予定時間をオーバーするほどであった。内容はともかく、時間一杯話ができたことで、私としては満足。

 参議院議員選挙が公示。街中を行く選挙カーの音声で、そのことに気づかされる。民主主義の根幹であるお金の集め方(税制)、使い方(歳出)のうち、税制のことは争点としないと、政権与党側が恥ずかしげもなく表明する国政選挙には、違和感あり。たまたま目の前にある年金問題、しかも年金記録問題を最大争点で選挙を展開することも、行き過ぎの感あり。しかし、久しぶりに面白い国政選挙になりそうな予感はする。


2007.7.11(水)

 読売テレビの「ミヤネヤ」という報道番組に出演のため、新横浜発で新大阪へ。タイトルの元になっている司会の宮根さんは休暇中で、代わりに萩原さんが司会。ご一緒するコメンテーターは、ガダルカナル・ナカさん、小沢遼子さんなど。小沢さんとは、以前に別な番組でご一緒したことがある。元気で面白い方。その方の隣に坐らされているのだから、私もつられて口数多くコメントできる。こういう番組にコメンテーターとして出演しているのに、ほんのわずかしか口を開く機会がない番組もあるのだが、「ミヤネヤ」は結構発言機会が多くて、私としては歓迎である。

 仙台に帰宅して、早めに就寝しようかと思ったら、テレビ中継の楽天対ソフトバンク戦を見ていたら、試合終了は11時を回ってしまった。なにしろ、2対8で負けていたのを1イニング7点、しかも2死から奪って楽天が逆転。その後、追いつかれ、リードして追いつかれが2回。最後は11対10で楽天の勝利。これで負けていたらくたびれもうけだったが、1点差で逃げ切ってやれやれ。


2007.7.10(火)

 TBSテレビの「朝ズバ」に出演する朝。実に珍しいことだが、寝過ごしてしまった。あわてて身づくろいをして、それでも予定より10分遅れで出発できたので、大過なし。番組のほうも、大過なしだったろう。

 慶應大学SFCで、大学関係の事務の仕事でキャンパスへ。今学期の授業はあらかた終わっているが、試験期間でもあるし、学生の姿も多い。


2007.7.9(月)

 条件が整ったので、今朝も長い距離を走るつもりで片平の自宅を6:20に出発。雲ひとつない青空が広がっている。光がまぶしい。サングラスにすればよかった。一昨日と同じルートをたどり、22キロ走るつもりだったが、夏の太陽をまともに受ける状態では、一昨日と条件が違い過ぎる。7キロ行った地点で反転。結果的にはいい判断であった。14キロの走りで、22キロ走った以上にスタミナを消耗した。

 昼前の新幹線で東京へ。昼に「ダカーポ」の取材を済ませて、慶應大学日吉キャンパスでの講演に向う。慶應大学の日吉・心理学教室の中野泰志教授からの依頼で、「バリアフリー・ユニバーサルデザイン支援の仕組み構築プロジェクト」での講演である。演題は、中野教授のゼミの学生が応募した「21世紀の社会〜心のバリアフリー実現への助走〜」 というもの。前座、質疑も合わせると、18:40から19:15までの長丁場であった。聴講している方の中にも、いろいろな障害をお持ちの方がいらっしゃった。聴覚障害の方のための要約筆記にあたるボランティアの数は4人。私のジョーク、このボランティアの方々の笑い声で伝わっているのはわかったが、要約筆記でそれを伝えられたかどうか。「(笑)と書けばいいのに」とは、講演が終わった後の私のコメント。


2007.7.8(日)

 6:30集合のSMCへ。集合場所の源吾茶屋前の景色が変わっている。仙台市の地下鉄東西線の工事に伴い、源吾茶屋前の西公園から桜の木が伐採、移植される。そのために、普段準備体操をするスペースのギリギリのところまでフェンスが張り巡らされている。そんな状況の中で準備運動をしてから6キロ走へ。「ミリオネア、1000万円逃して残念でしたね」とメンバーの何人かから声を掛けられた。

 慶應大学関係の残務整理が今朝の早い時間には終了したので、余裕ができた。金曜日に続いて、フルキャスト・スタジアム宮城での楽天対オリックス戦を観戦する余裕ができたということである。13時からのデイゲーム。天気はカンカン照り。元々日焼けしている肌がまたまたしっかり焼けてしまった。ゲームのほうはといえば、7回まで2対2の白熱だったのが、8回、9回に相手方に7点を取られての大敗。パリーグ最下位争いの3連戦は楽天の3連敗に終わり、オリックスとのゲーム差は1.5にまで縮まった。もうすぐ指定席の最下位に坐ることになるのだろうか。


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