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ジョギング日記 5月第5週分
2007.5.31(木)

 今日で5月が終わる。何とか月間走行距離を100キロにしたいと思って、今朝は10キロ走を敢行。片平の家から片道5キロとなると、大橋・澱橋・中島丁の3キロ地点からさらに旧48号線を文殊堂・奥田建設まで行くことになる。こっちまで来るのは久しぶりで、懐かしさを覚えながらの走りだった。復路では、通勤・登校の人たちで一杯。木町通り小学校のところでは、私の50年後輩の小学生が元気に登校している横を走り抜けた。これで100キロ到達。1月の157キロ以来の三桁である。

 昨日、急遽頼まれたテレビ朝日の取材が東京であった。ニュース番組への録画出演で、東国原宮崎県知事の霞が関各省訪問についてのコメント。取材記者は、「今頃、古い手法」というトーンでの質問だったが、「ゲームのルールがそうなっているので、政治家たる知事として、ゲームに勝つために最善を尽くすのは、当然のこと。各省訪問は、そのためのものだから仕方がない」というトーンで答えたが、編集でどう扱われるか。文字通りのトンボ帰りで、仙台には5時前に戻った。


2007.5.30(水)

 昨夜の仙台への帰りは新幹線の最終便。今朝の走りは、自粛したが、今月のここまでの走行距離が90キロなので、今日と明日で計10キロ走れば久しぶりの月間100キロがクリアできる。その意味では、今朝の自粛は、少し残念であった。

 昼から、伊達篤郎さんの告別式が木町の斎苑で執り行われた。伊達さんは、岩出山伊達家の三男として、明治44年2月12日に生まれた。伊達家に伝わる宝物を集めるのに力を尽くし、仙台市博物館の館長を務めた。伊達家の歴史を伝える瑞宝殿の再建にも尽力した。私は宮城県知事として、財団法人瑞宝殿の理事長を務めたが、これが伊達篤郎さんとの公的なところのつきあい。私の選挙では、応援団長の役割をお願いしたし、私的には毎年の誕生日を限られた仲間とお祝いをするという仲であった。数年前、洋子夫人と再婚する際に、伊達さんからご相談というか、ご報告をいただいた。「90歳での再婚」という快挙に感動を覚えたものである。

 今年の誕生日でもとてもお元気で、このまま100歳に突入だろうなと誰しも思うほどであったが、突然のご逝去に驚きを禁じえない。最後までお元気で、矍鑠としていらしたのが、とても印象に残る。あんなふうに年を重ねたいものだという目標となる伊達さんであった。最後は、大往生。そう思って、ご冥福をお祈りしたい。

 夜は、ソファーにひっくり返って、楽天対中日戦のテレビ観戦。相手投手に完全に抑えられて0対2で迎えた9回。敵失などもあり、一気に4点を挙げて逆転。ソファーの上で跳ね上がって喜んだ。これで5割達成。パリーグで西武を抜いて4位に浮上なんて、夢のような出来事である。こんなことでも、十分に幸せになれるものである。楽天万歳。


2007.5.28(月)

 昨日の久しぶりの走りで、安心してはいられない。少しだけ気力を奮い起こして、6キロ走へ。いつもの愛宕大橋コース。通常よりは速いペースで走った。気温が低い。身体は丁度いいが、手が冷たい。

 午後から上京。西池袋の明日館というところで、下着訪問販売の会社であるシャルレの機関紙で三屋裕子社長との対談。あとで編集してくれるだろうから、あまり考えずにしゃべれるのがいい。写真撮影のほうが気になる。こんな顔でいいのだろうか、こんなスタイルでいいのだろうか。

 池袋から渋谷に移動する車の中で「松岡農水大臣、自殺」のニュースを聴いて心底驚いた。渋谷駅前では号外が配られていた。号外を手にするのは何年ぶりだろう。夕方から夜のニュースも、この件一色。現職大臣が自殺ということの意味は重い。一体、どう考えたらいいのだろう。これから一体どうなるのだろう。


2007.5.27(日)

 SMCで40人の仲間と一緒の走り。いい季節の中で、いい仲間と一緒に走ることの幸せを2週連続で味わっている。先週から、スペシャル・オリンピックス宮城の仲間も2,3人走っている。まだまだ3キロ程度の走りだが、もうじき我々と一緒の6キロを走れるだろう。これだけ走った後の計量で、今年の最高値を記録してしまった。これはいけない。

 昼前には、頭のカット。「頭のカット」というと、命に関わるが、髪の毛を切ってもらったということ。冗談を言いながら、洗髪してもらい、カットしてもらうのは、楽しい時間ではある。

 午後の時間は、家で寝転がりながら、楽天対横浜の交流戦のテレビ観戦。9回に3点取られたが、7対3で快勝。サッカーJ2のベガルタ仙台も山形相手に2対0で快勝で2位復活。こんなことでも、とても気分が良くなる。


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