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ジョギング日記 8月第4週分               

2006.8.26(土)

 朝、フジテレビの「ワッツ・ニッポン」に出演してから仙台に戻る。「顔がいやに固かった」、「ネクタイが地味過ぎる」といった声が届く。発言内容などよりも、こういうところが見られていることを改めて認識した。

 夜は、宮城県出身学生のための東京品川区大井町にあった五城寮のOB会に出席。建物がなくなって随分経つが、OB会は健在である。今年の10月には、五城寮のあった場所に記念碑が建つ。

 楽天がロッテ相手の連夜の延長戦でサヨナラ勝ち。フェルナンデスの代役4番山崎のサヨナラヒットである。昨夜の有銘兼久投手の十二回188球、17奪三振も感動ものだったが、今日の勝ちもすごい。楽天には、たまにでいいから、こういうゲームをやってもらえば、ファンとしては何の文句もない。


2006.8.25(金)

 朝からいい天気。久しぶりの仙台での走りは、時間的制約もあって4キロにとどめた。青葉山の緑が目の前に広がるコースは、改めて素晴らしいと思う。ロンドンのハイドパークでの走りは、涼しさを通り越して寒いほどであったが、仙台の夏は暑い。いい汗をかいて終了。

 甲子園の優勝投手、早稲田実業の斎藤選手の人気が高い。私はロンドンでの休暇のために、彼の活躍をリアルタイムでは見ていない。「ハンカチ王子」というニックネームもぴったりだが、冷静な試合態度もファンの心をつかむのだろう。ルックスも非常にいい。人気者になる要素を備えている。卒業後は、ぜひわが楽天イーグルス入りをして欲しいと思うのだが、どうしたら可能になるだろうか。


2006.8.24(木)

 目覚めたら、6時半を過ぎていた。前日遅いせいもあるが、やはり疲れが残っているのだろう。

 朝から張り切って、宮城県社会福祉協議会での仕事。午後は、教育学会でのシンポジウム。ふだん、教育問題について真剣に考える時間がないのだが、こういう機会に無理やりにでも意見を言わされる側に回ると、それなりに思考するものである。東京大学の森田朗先生、国際基督教大学の藤田英典先生という、それぞれ行政学、教育学の専門家の方のご意見を身近に拝聴するというのも、得がたい機会である。少し賢くなったような気がする。

 冥王星が惑星から矮惑星に「降格」だそうだ。国際会議の議決で決めるというところが面白い。我々の日常生活には、何の影響もないようなことでも、一応、一大ニュースということになる。もっとも、教科書会社にとっては、惑星に関する記述を改めなければならないのだから、大問題ではあろう。


2006.8.23(水)

 前回書いてから、随分日が経ってしまった。14日(月)から21日(月)までイギリスに休暇ででかけていた。ロンドンに6泊。同じホテルを起点に、長距離バスや列車を利用して、カンタベリー、リーズ城、ケンブリッジなどにでかけた。出発直前に、イギリスからアメリカに行く航空機を爆破するテロ計画が発覚し、その余波が懸念された。考えようによっては、この時期が一番安全ということである。空港での検査強化、それによる混雑も心配したほどではなく、少なくとも表面的には平静であった。滞在中、天気は良好。真夏とは思えない涼しさの中での観光を楽しんだ。ジョギングは、最後の2日だけ、ホテルから500メートルのハイドパークで楽しんだ。ともかく広大。半分回るのがやっとであった。

 日本に帰ってきて、すぐに感じたのは、ものすごい暑さ。昨日、今日と大阪だったが、この地の暑さは尋常ではない。最初から、走るのは避けるつもりであったが、暑さを考えればそれも正解だった。

 仙台に戻って、宮城県社会福祉協議会で執務。夜は、日常回帰を早めるためということでもないが、フルキャスト・スタジアム宮城に足を運んで、楽天の応援。応援空しく、6対9で日本ハムに敗戦。新庄選手の逆転3ランを目の前で見てしまった。 。


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