宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 10月第3週        

2004.10.16(土)

 寒い朝。長袖シャツに軍手のいでたちだが、身体が温まったのは、4キロの折り返しを過ぎてからだった。このぐらい寒いほうが、走りに集中できる感じではある。あまりモノゴトを考えずに8キロ走り終えた。

 アビリンピックの競技の本番は今日である。夢メッセで9時半開始。家具組立て、縫製、義肢製作、建築CAD、パソコン組立てなど20種目に、さまざまな障害を持った人たちが技術を競う。喫茶店の接客という種目もあるが、どういった基準で審査するのだろう。全体として、なかなか興味深い競技である。出場者の真剣な表情が印象に残る。多くのボランティアの人たちが、きびきび動いていることもうれしい。

 夕方は、夢メッセに隣接するアクセルでの「とっておきの音楽祭」のフィナーレに顔を出した。観客がずいぶん入っている。ステージと客席が一体となって盛り上がっていた。


2004.10.15(金)

 久し振りに青空が見える朝、景色の輪郭がくっきりと見える。自然体で走った広瀬川の堤防での計測は、キロ6分丁度。6キロ走っても汗があまり出ない。それだけ涼しくなったということ。

 全国障害者技能協議会、アビリンピックの開会式。開会式での挨拶のほかに、「障害者が地域で暮らせるために」というテーマの特別講義を1時間。時間ぴったりで、話したいことはすべて話せた。内容はともかく、そのことには満足できる。

 夜は、来週結婚式を挙げる秘書課のS君を祝う会。婚約者にも来てもらって、盛り上がった。38歳での結婚だが、「満を持して」というのがぴったりの素敵なお相手である。ご両人を見ているだけで、こちらも幸せな気分になってくる。


2004.10.14(木)

 最低気温が10℃、この秋一番の寒さという天気予報だったので、今朝の走りは短パンに長袖シャツのいでたちで6キロ。

 午前中は、企業訪問でソニー白石セミコンダクタの視察。世界をリードする青色レーザーの威力で新製品を作っていることに、感激しながら見学した。

 夜は、ラジオ3で「シローと夢トーク」の収録2回分。エルヴィス・プレスリーの歌唱力に改めて感心しながらの「キス特集」」、「フール特集」であった。


2004.10.13(水)

 昨夜は東京からの帰りで、帰宅が11時過ぎになってしまった。今朝は、起き抜けに疲れが残っている感じ。身体が走ることを欲していない。こういう時は、休むのがいい。

 本日で第302回県議会が終了。プロ野球新球団参入問題で質疑が盛り上がった議会であった。新球団のほうは、これからの展開がめまぐるしくなるであろう。スピード感をもって対応に努めなければならない。

 午後からは、宮城スタジアムでの埼玉県での秋季国体出場選手の結団式、宮城大学での特別講義と続いた。事業構想学部の1年生が受講生。地方分権に関わることを講義したが、彼らの興味をつなぎ止めるように話すのは、実にむずかしい。1時間半では、少し短過ぎるが、聴いているほうからすれば長過ぎるのだろう。

 夜は、名取市内のある町内会の会合に出席。この地域に精神障害者のグループホームを建設することに関して、1年半以上もめていたケースが、一転してまとまる見込みになった。区長さんなど、町内会の役員の人たちは、ここまで大変なご苦労を強いられてきた。その苦労が、これからは建設的な方向に進んでいくはず。「地域の底力」のモデルになるようなケースである。


2004.10.12(火)

 寝床のラジオで生島ヒロシの「おはよう一直線」の最初の部分を聴いて、「おはよう夢占い」による今日のラッキーカラーが緑であることをチェックしてから離床。6時発で広瀬川沿いコースを走る。川の水量が、このところの雨でだいぶ増えている。川面にかかる朝もやを眺めながらの6キロ走。

 明日最終日を迎える県議会。宮城県にプロ野球の新球団がフランチャイズを置くという動きの中で、宮城県営球場の拡張改修あるべしの状況である。そのために必要な条例改正案を議会に追加提案した。昼は、定例記者会見。月曜日が休みだったので、今日になった。記者の質問も、この新球団問題に集中するのは、このところの記者会見と同じ。

 昼から上京して、地方分権研究会の榊原英資教授と東京事務所で打ち合わせ。夜は、厚生省昭和45年入省の同期会。事務次官で大塚、社会保険庁長官で真野の両君が、今回退官したので、1年ぶりに集まることになった。20年前に真野君が秘書官を務めた渡部恒三厚生大臣(当時)、その際の政務秘書官の佐藤雄平参議院議員も出席で、総勢15人。久し振りに高い出席率。江利川内閣府事務次官、松本環境省地球環境審議官、昭和50年代に厚生省に出向経験のある大武国税庁長官、この3人だけが「現役」である。入省して34年の月日が経つが、会えば「俺、お前」の関係がすぐ戻ってくるのがうれしい。


2004.10.10(日)

 昭和39年の東京オリンピックの開会式。この日は、「晴れの特異日」だったはずなのだが、前日に続き雨降りの一日であった。幸い、ひどい降りではなかったので、「みちのくYOSAKOI」は開催された。トーチランは延期。そして、SMCも私は欠席。本来なら爽やかな10月なのに、このところの天気はなんたることだろう。

 みやぎ生協幸町店での「食材王国みやぎ」のキャンペーンに出かけた。みやぎの食材の売り込みには、知事が先頭に立ってやるべしということ。こういう場所には、めったに立ち寄らない。なんだかうれしくなって、自分の買い物を随分してしまった。


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