宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 9月第3週       

2004.9.16(木)

 朝、最低気温14℃、青い空、乾燥した空気、秋そのものである。そんな中で、6キロをキロ5分50秒ぐらいのペースで走った。広瀬川の堤防の上、1キロの表示があるところを、手元のジョギング・ウオッチの表示を途中でチェックせずに自然体で走ってみたら、キロ5分48秒だった。そのペースで6キロ全体をカバーすることになった。汗は、真夏の走りと比べればめっきり出る量が減った。走りやすい気候になったものである。

 仕事のほうは、なんやかんやあわただしい一日。スポーツ関係が多かった。アテネオリンピック100メートル背泳で銅メダルを得た森田智己選手に県から特別表彰、都市対抗野球で3位になった七十七銀行チームの表敬訪問、アテネオリンピック体操団体で金メダルの米田功さんなどの表敬訪問と続いた。

  夕方には、ライブドア社が、宮城県営球場をフランチャイズにして、新球団の設立申請をしたことを受けての記者会見を行った。そもそも新球団の参入が来季に認められるのか、それがライブドア社ということになるのかといったハードルはある。そうではあっても、実現すれば地域経済にとっても大きな効果があるし、何よりも地域全体の盛り上がりがすごいことになる。


2004.9.15(水)

 乾燥した空気の中に青空が澄み渡る素晴らしい朝。大橋・評定河原橋コースを走った。

  老人の日である。恒例により、百歳の方のお宅を訪問。今回は、志波姫町の三浦ミサさん。毎朝、5時半に起きて散歩をするのが日課という方である。百歳まで長生きをいたというだけでなく、元気でこの歳を迎えている。私にとっても、一つの理想である。ミサさんの手を握りながら、なんとか自分もあやかりたいものだと念じていた。


2004.9.14(火)

 朝方に雨が激しく降っていた。7時半からの朝食勉強会もあることから、走りはなしと決めこんで6時過ぎまで寝ていた。起きたら、世の中はかんかんの晴れた空。結構暑い一日の始まりであった。

 今日もという感じであるが、次から次へと予定が入っている。昼の時間は、報道関係の方々の会合で、40分間、県政説明をさせていただいた。三位一体改革などについて、私達地方側の考えについての理解を深めてもらうのには、ありがたい機会である。

 珍しく早めの帰宅。自宅でおいしい新米の夕食は悪くない。夕食後、めったにないことであるが、仕事もどきの知的作業をした。


2004.9.12(日)

 だいぶ涼しくなった。SMCでの走りは、その分だけ楽である。メンバーの中で10人以上が、「トーチラン」のTシャツを着て走っている。いよいよ9月23日、勾当台公園で採火式が行われる。SMCからも30人ぐらいは参加してくれるだろう。私は県庁メンバーの一員としての参加となる。その県庁メンバーは30人は確保したようだが、50人まで増やすように、岡本さんからハッパをかけられている。

 昨日、今日と、家で食事である。供されるのは、今年の新米。「角田の百姓」面川義明さんが送ってくれた。同封の「田んぼ通信」の新米報告の文面にいわく、「今年の新米は、例年以上にたくさんの想いがぎっしり詰まっています。(中略) 今年の新米は、ピカピカに光っています。(中略) イネは生き物。自然界の変化を確実に感じ正直に育ちます。久々の自信作です。早春から秋までお天道様と共に歩んだ、お互いの日々に想いを寄せ、新米を一粒一粒噛み締めて味わって食べて下さい。(後略)」

 一粒一粒、じっくり味わって食べた。去年の悔しさがわかるだけに、ことのほかおいしい。素晴らしい出来映えである。自分たちだけで食べたのでは、もったいない気がする。


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