宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 4月第4週      

2004.4.24(土)

 晴れてはいるが、風が強く気温も低い朝。ウインド・ブレーカーなしの格好では少し寒い。暖かくなったのは、1時間走って愛子駅を折り返してから。今日の21キロ走は、元秘書課の山内さんと一緒。彼は、先日のつばきマラソンでも私と最初から最後まで一緒に走った。体型を見ると、とても走れそうではないのだが、元スポーツ選手だけあって、馬力がある。2周間前と同じく、折立で落合の県職員宿舎の住人と合流。今朝は男性2人に女性1人。子ども病院前を通過して愛子駅までのコースを、浅野・山内コンビは自分のペースで走るので、にわかランナーではついて来れない。往路は向い風。復路はその逆なので楽に走れた。往路のほうが3分ほど速い。

 午後は、ベガルタ仙台の対甲府戦の応援に仙台スタジアムへ。点数は1対2だが、ほとんどいいところなしの敗戦に見えた。夜は、テレビでの応援。その甲斐あって、阪神は巨人に快勝、サッカーの女子オリンピック予選も、北朝鮮相手に3対0で快勝。

 今日も、スポーツだけの日記になった。


2004.4.23(金)

 しばらく日記を書かないでいた。一体どうしたんだろうと思われてしまうのが、「公開日記」のおかしなところ。とは思いつつ、書く。

 このところ、県警との犯罪捜査報償費をめぐる動きが、いろいろとある。本当にいろいろとあって、私としてもことの推移にとまどいを感じるほど。私が県警との「約束」に違反したから、県警も「約束」していた捜査員の聴き取りを中止するという。そんな東川県警本部長の話を、きつねにつままれた思いで聞いた。なによりも、今の宮城県警にとって必要なことは、県民の信頼をしっかりと確保することである。県警はその方向に動き出したのかと思ったら、むしろ逆に回転してしまっている。今回の動きは、あとから振り返って、あれは何だったんだろうということになってしまうのではないか。そんなことのほうを、私としては心配している。

 大事な巨人戦に阪神は大敗を喫した。どうも本拠地甲子園での戦績が今のところよくない。やはり、去年のような快進撃を期待するのは無理というもの。


2004.4.19(月)

 21キロを走ったつばきマラソンから一夜明けたが、足の痛みを含め身体にはまったく不具合はない。つまりは、実力以上に頑張る走りをしなかったということで、これはこれでよし。年齢相応を体得したことになる。

 定例記者会見では、県警の犯罪捜査報償費、イラク問題についての質問。答弁ぶりが、明日の新聞で報道されることだろう。県警の問題は、のっぴきならない状況であることは、このところの報道ぶりを見れば歴然としている。新聞社の間での競い合いのようなものも見られる。行くところまで行くことになるだろう。

 夕方は、東北大学先進医工連携研究機構の開設記念の会があった。東北大学の有する医学と工学の研究能力を連携することによって、驚くような成果が上がることになる。いずれは、医工連携の学部が新設されることになるはず。この連携によって、これまで夢想だにできなかった社会貢献が実現する。せめては、私が生きている間に、具体的な成果を上げて欲しい。そんなことを祝辞で述べさせてもらった。


2004.4.18(日)

 気仙沼市大島にてつばきマラソン。私は実行委員会の顧問になっているので、開会式での挨拶という役目がある。「ゼッケン番号2148番、ハーフマラソン出場の浅野史郎です」と言ってから始めた。「小野寺五典衆議院議員との宿命の対決」も紹介した。彼とは、過去3回レースを一緒にしているが、3回とも私が勝利。今回は久し振りの対決になる。

 天気は上々。気温が高過ぎる気もするが、風がある分楽である。走り始めると、気温よりも向い風が気になる。そしていつものアップダウン。練習を十分には積んでいない身体には、これがつらい。往路で能力以上のペースで走ったものだから、折り返してからは上り坂が特にきつい。小野寺さんの姿がどんどん遠ざかっていく。これまで3回のレースでは、15キロぐらいのところで、大体追いついたのだが、小野寺さんの走りぶりは全然落ちない。私のほうがどんどん疲れがたまってきてペースが伸びない。これまでのコースは、最後の1キロがすごい上り坂で、ランナーには大変不評だったが、今回からラスト1キロもぐっと楽になった。しかし、最後のつらさは、私のようなランナーには同じこと。

 ということで、私は1時間51分53秒。小野寺さんは48分台だったらしい。今回は完敗であった。年齢相応ということを考えれば、これが現在の実力。異常完走注意報が出ている中で、無事完走できたことをもって、よしとしたい。


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