宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

　梅雨寒の中、６Ｋを走る。身体はともかく、手が冷えるので、軍手をつけて走った。

　今日から、県議会が開会。今回は、県議会の審議がインターネットで中継されるし、閉会後であるが、地元民放テレビで１時間番組に編集されて放映される。いいことである。傍聴者もたくさん来て欲しいと思う。いろいろ懸案があるが、真摯に対応していきたい。 　

　久しぶりに日記を書く。「久しぶり」といっても、３日休んだだけのこと。この３日間は、見事なまでの梅雨寒。涼しいを通り越して、寒い。家では、暖房をつけていた。

　 １年ぶりで日記を休んだ２４日（月）。それほど遅くない時間に帰宅したら、妻は既に床に就いていた。早朝ジョギングをならいとする私は、早寝早起きである。通常は、妻より早く起き、妻より早く寝る。それが、当世川柳風に言えば、妻は「まだ寝てる　帰宅をしたら　もう寝てる」の状態だった。あとで本人に聞いたら、「なんだか、とても疲れていたから」とのことだった。

　 ふと考えてみたら、この日は、妻にとっては、一年ぶりで日記をホームページにアップするという仕事がない日だった。確かに疲れもあっただろうが、それで、安心して寝てしまったのだろう。本人は意識していなかったかもしれないが、きっとそうだ。そうか、結構緊張の毎日を送っていたのかと、今更ながら妻の献身に感謝、感謝。

　 今日の仙台土木事務所での７公所をもって、今年度の政策ヒヤリングが終了した。本庁と地方公所を合わせて、１２０ヶ所以上のセクションと意見交換をしたことになる。７つの地方県事務所では、１ヶ所十人前後の若手職員との車座集会もやったので、意見交換をした職員数は、ざっと１０００人を越すのでないか。この５月、６月は、日程をやりくりしながら、このヒヤリングに没頭していたので、さすがに疲れ気味である。それでも、やり遂げた充実感と、確かな手応えはある。

　 この間のジョギングは、２４日（月）３Ｋ、２６日（水）８Ｋ、２７日（木）６Ｋ。小雨の降る中、気温も低かったので、走るのには楽な条件だった。

　 ワールドカップは最終局面。決勝戦は、ドイツ対ブラジルという夢の対決である。もうすぐワールドカップも終わりかと思うと、寂しい。

　朝、７時過ぎに仙台駅へ。東北新幹線開業２０周年の記念式典が、仙台駅の構内であった。「２０年経っても、まだ『新幹線』と言うのでしょうか、それにしても、２０年間無事故、時間も正確という運行はすごい」といったことを祝辞で述べた。

　この「ジョギング日記」、昨年の６月２４日から開始した。きっかけは、ホームページに頂戴した投稿である。「月に数回しか更新しないホームページなんて、誰も見ない」と言われてしまった。よーし、それなら毎日更新してやろうじゃないか、そのために毎日日記を書いてやろうじゃないか。そんなふうな、やや子どもっぽい意地のようなものから始まった日記である。

　「始めたからには、１年は続けよう」とも思った。そして、今日でその１年目に到達である。どうしようか考えたが、「毎日書く」というのは今日で終了として、これからは週に数回というペースで続けようと思う。毎日だと、「今日はこんなことがありました、あんなこともありました」という小学生の日記のようになってしまう。これからは、特別に印象深いことがあった時に書くことにする。せめて、中学生の日記ぐらいにまではいくだろう。

　この日記を書いていたら、隣で妻が「さびしいな」とつぶやいている。書くのは私、それを毎日ホームページにアップするのは妻の役割。そういう分業体制でやってきた。

　 なにしろ、この１年間、（選挙期間を除いて）休みなしである。妻の旅行で、Ｋ君にアップを頼んだ期間が数日あった。掲載が翌日というのも、２回ほどあったが、あとはすべてその日のうちの作業であった。私だけでなく、妻にとっても生活のリズムになっていたのである。「これからつまらなくなる」と言うほど、それなりのやりがいを感じていたとは知らなかった。

　 ということで、次回は明日になるかどうかわからないが、これからも書き続ける。

以前のジョギング日記はこちらから