 |
宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』 |
 |
2001.12.22
昨日１８Ｋ走った。久しぶりの長距離である。そのことを知っている妻からは、「今日は走ってはいけない」と言われていた。しかし、睡眠十分で朝は早く目覚めてしまったし、身体の調子も完全である。外を見れば、天気がいい。これで走らないのでは、申し訳が立たないということで、結局、軽く走らせてもらった。 ３日目の東京である。皇居をいつもとは逆回りで一周。途中で渋谷秘書とすれ違った。彼は一昨日の記録をさらに１０秒縮めて、２７分２０秒で一周とのこと。昨日とうってかわって、穏やかで暖かな朝の空気の中を走る気分は最高である。皇居前には、明日の天皇誕生日の参賀受付テントが立ち並んでいた。 今日の公務はなし。まずは、天王洲のスタジオでＢＳジャパンの「ネクストステージ」に生出演。私としては２回目の出演になる。下村健一さんの司会進行で、地方経済の苦境をどう救うかというテーマで話し合った。 ゲストの西宮市の市議会議員の今村岳司さんは２９歳。茶髪でイヤリングのいでたちで登場して度肝を抜かれたが、言っていること、やっていることは極めてまともで面白い。学者の下平尾勲さんは学者らしく、知っていることはなんでもしゃべっておこうというスタイルで、番組の進行にはかかわりなく、お話をお続けになった。番組制作者としては、さぞや困ったろうなと思ったが、私の心配することではない。 前回も感動したのだが、下村さんが番組を進行しながら、ゲストの発言のポイントをフリップに簡潔にまとめてボードに貼りつけるという離れ業は天才的である。私の言った訳のわからないコメントが、下村さんの手で短い言葉にまとめられると、極めてわかりやすいコメントに化ける。言った本人が感心してしまうほどのことである。 そのあとは、これも２回目になるが、尾崎行雄記念財団の主宰する塾で講演した。４０人ほどの塾生への講義である。地方自治、地方分権の問題について、１時間半話し、３０分の質疑を受けた。塾生の熱心さにほだされて、時間を延長しての講演だった。
2001.12.21
今朝の仕事の開始時間が、９時半と余裕があることもあって、少し長い時間走ることにした。赤坂から、四谷、新宿、中野坂上、東中野、落合と回って新宿から戻ってくるというもの。このコースは時々走る。仙台に来る直前に住んでいた近辺まで行くコースで、なじみ深いということもある。 東京にしては気温が低めであったが、なんのこともない。快調に走り終えた。ただ、山手通りから早稲田通りに曲がるところを、まっすぐに行ってしまい、「あっ、まちがえた」と気付くのに４分近く要した。要するに、７，８分ロスしたということ。それでも、１時間２９分で終了。久しぶりに、走りを堪能したという感じである。 仕事のほうは、政府予算の財務省案内示に関連して、議員会館、国土交通省、道路公団を回った。途中で、青森、熊本、鳥取、香川の各知事にばったり会ったり。いつもながらの予算シーズン風景である。
2001.12.20
昨夜は結構遅くまでエルヴィスファン同士の会合で盛り上がってしまい、今朝の起床はつらいものがあった。外はせっかくの晴天である。富士山も見える。これで走らないのはもったいないということで、今日も皇居方面へ。渋谷秘書とは、皇居一周の起点である三宅坂で偶然にも一緒になった。 今朝はぐっと抑えて走ったつもりだったが、並走の渋谷補佐は２７分２９秒で一周。これまでの記録を相当縮めたらしい。それにしても、東京は暖かい。心地よい汗をかきつつ走りを終えた。 今日は知事会である。午前中が政策審議会・理事会の合同会議であった。地方交付税に関してと、道路特定財源に関して、計２回発言させてもらった。それぞれ、群馬県の小寺知事、岐阜県の梶原知事が同趣旨の発言でフォローして下さった。 午後からの知事会総会は、どちらかと言うと活発な議論が期待される種類の会ではなかった。したがって、私の発言もなし。誰とは言わないが、注目されている知事の姿がないのは、ちょっと寂しい。 夜は、敬愛する寺島実郎さんの会に出席。正式にはＧＩＮ総研講演会という。寺島さんの講演が始まる前に軽食をかこみながら、良質の寺島ファンと会話を楽しみ、そして、いつもながらの寺島節に酔い、年末のひととき、なんとも豪華な宵であった。
2001.12.19
今朝の仕事は、６時半からの仙台中央卸市場の視察から始まった。時間的にいって、とても走れるわけがない。 毎年の恒例となった視察である。歳末の市場に出向いて、関係者を激励するという趣旨だが、市場の様子、モノの動きなどをチェックするという意味もある。去年は、中国産のネギが国産のものと外見上は見分けがつかず、値段がべらぼうに安いということに驚いたものである。今年の視察でも、中国産ネギが目に入ったので国産との値段の違いを尋ねたら、四分の一から五分の一とのこと。これでは、まともには勝負にならない。なにか方策を考えなければならないとは思うのだが・・・・。 午後からは東京へ。明日財務省原案が内示になる政府予算対応である。今日のところは、日本マクドナルド社に出向いて、藤田田社長にお目にかかり、御礼を申し上げるという任務が最重要であった。県立の子ども病院に隣接して、患者さんやご家族が安く泊まれる宿泊施設として、マグドナルドハウスを提供いただくことになったことへの御礼である。ほんとうにありがたいことである。東京の国立施設隣接のものに続いて、全国で第２号である。ご配慮に心から感謝申し上げたい。 夜は、プライベート。昨年の八月に、エルヴィス・プレスリーの墓参りツアーに行った仲間との同窓会があった。妻も同行。彼女だけが非エルヴィスファンであるけれども、それなりに楽しんでいるようであった。私に関しては、目一杯楽しい会であったことは言うまでもない。
2001.12.18
起きて、新聞を取りに外へ出たら、ほんの少しだがみぞれらしきものが降っている。足元が滑りやすくなっていることもあり、今日の走りは中止。明日も朝が早いので走れないから、せめて今日こそはと思っていたが、いたしかたない。 家から歩いて１分の厚生病院にて、例年の如くインフルエンザの予防注射を受けた。目黒泰一郎院長が一緒にいてくれた。同級生が名医というのに勝る幸運はない。 県議会は、今日が最終日。補正予算や条例も原案どおり成立して、まずはほっとした。夜は、忘年会が３ヶ所続いた。最後は、一八会（いっぱちかい）。仙台第二高等学校の第１８回卒業生の会である。偶数月の18日に市内の某居酒屋に集まって飲むだけの会が何年も続いている。今日の出席は３０人ほど。忘年会にしてはちょっと寂しいが、童話作家のとよたかずひこが久しぶりに参加したりで、結構楽しかった。
2001.12.17
路面は雪の名残で少々走りにくかろうとは思っていたが、前日から、走ってやろうと気持ちを決めていた。妻に知られると、「危ないからやめたら・・・」とチェックが入ること必定であるので、起きる時はそーっと抜け出した。走ってみたらなんのことはない。気をつけるべきところを気をつければ、なんの支障もない。いつもよりゆっくり目に走ったので、身体も楽である。マイナス3度近くだったらしいが、寒さはほとんど感じない。こういう日の走りも、それなりに楽しいものである。 広報用の写真を撮るために市内のスタジオに。前回は四年前だが、その時に撮ったものを見ても、今とほとんど変わりない。「笑って、真面目な顔で、ゆったりと」というカメラマンの指示にしっかり従って、撮影は無事終了。さてさて、仕上げはどうなりますことやら。
2001.12.16
昨日降った雪が路上に残っているし、昨晩はさらに雪がちらついた。これでは、今日も走れない。サンデー・マラソン・クラブ（ＳＭＣ）は、当然ながら欠席。今日あたり、一体何人の仲間が走ったのだろうか。これではなかなか体重が減らない。 公務が何もない日。知人の息子さんの結婚披露宴に出席し、年賀状をパソコンで印刷したり、原稿を書いたり。なんとなく残務整理をしているうちに、一日が終わってしまった。
以前のジョギング日記はこちら |